【ファスコミアンケート】ダイエットに挫折した人の3分の1がファスティングによる再挑戦を検討 サマーシーズン前のダイエット意識調査を紹介

今年も夏本番が始まります。薄手のファッションや、ビーチで水着を着る機会などが増えることで、体型を気にしている方も多いのではないでしょうか。今回のファスコミアンケートでは、サマーシーズン前のボディメイキングについての調査結果について紹介していきます。
この記事の監修ドクター

名前 中路 幸之助
所属 医療法人愛晋会中江病院 内視鏡治療センター
経歴 1991年に兵庫医科大学を卒業後、 兵庫医科大学、獨協医科大学を経て、1998年 医療法人協和会に所属。 2003年から現在まで、医療法人愛晋会中江病院の内視鏡治療センターで臨床に従事している。 専門分野はカプセル内視鏡・消化器内視鏡・消化器病。学会活動や論文執筆も積極的に行っており、日本内科学会総合内科専門医・指導医、日本消化器病学会専門医・指導医・学会評議員、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医・学術評議員、日本消化管学会代議員・近畿支部幹事、日本カプセル内視鏡学会認定医・指導医・代議員を務めているほか、 米国内科学会(ACP)の上席会員(Fellow)でもある。
ファスコミアンケートの概要
・期間:2025年6月10〜17日
・人数:100人(20〜60代、男性50人 女性50人)
・方法:オンラインアンケート
ファスコミアンケートの結果
サマーシーズン前のダイエットについて

ファスコミアンケートによると、サマーシーズン前にダイエットを検討している人は67.0%でした。また、ダイエットを検討している人のうち、6月からダイエットを始める予定の人が最も多く、48.5%でした。次に多かったのが5月からスタートする人で、37.9%。7月からスタートする人は9.1%でした。

次に、サマーシーズン前にダイエットを検討している人が、どのような方法を考えているのか質問すると、「運動」と「食事制限」を検討している人が圧倒的に多いことがわかりました。
「ファスティング」はその他を除けば3番目につけましたが、他のダイエット方法と比べて取り組む人は少ない結果となりました。ファスティングは新しい健康習慣として認知されており、結果的に減量につながるケースはありますが、ダイエットだけを目的とした方法としては認知されていないのかもしれません。

次に、ダイエットに挫折した経験があるかを調査したところ、67.0%の人が「はい」と回答しました。「はい」と答えた人を対象に、挫折した理由を尋ねたところ、以下のような回答になりました。

ダイエットに挫折した理由で最も多かったのが、「モチベーション維持できず」という回答でした。次に多くなったのが「三日坊主」、さらには「リバウンドした」「方法が合わない」といった回答が続きました。「その他」を選んだ人はいませんでした。

ダイエットに挫折した人に再挑戦したいか質問すると、81.8%の人が「はい」と答える結果となりました。一度ダイエットをしたいと思った人は、挫折しても「痩せたい」という思いが強い結果が見えました。
さらに、ダイエットに再挑戦する際にファスティングを取り入れるか聞いてみると、「はい」と答えた人が35.2%となりました。
ファスティングで体質改善を図った結果、体重の減量につながるケースがあることから、一定の関心を得られていることがわかりました。
ファスティングを実践する際の注意点
ダイエットの一環でファスティングを取り入れる場合、過度なファスティングは危険です。
初めてファスティングを行う際は、16時間ファスティングなど短い期間のファスティングからチャレンジするといいでしょう。
(参考;16時間断食とは?メリット・デメリットややり方を詳しく解説)
また、何かしらの持病がある方は、ファスティングを始める前にかかりつけ医の先生に確認するといいでしょう。また、ファスティングの状況によっては体調不良になることもあるので、しっかりとご自身の状態を把握し、必要であれば医師に相談してください。
まとめ
今回の記事は私たちファスコレが100人を対象に行ったアンケート、「ファスコレアンケート」の結果について紹介しました。これから始まるサマーシーズンを前にダイエットを検討している方は、体のリズムを整えるファスティングを1つの方法として検討してもいいのではないでしょうか?
今後もファスコレは定期的にアンケート調査を実施し、ファスティングをライフスタイルに取り入れるお手伝いをしていきたいと思います。

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